真夜中の怪

今日は友人夫婦の家で晩飯作って来ました。

…なんか変な日本語だな。事実しか書いてないのに。

夕方近くにお邪魔したんですが、奥さんが用事で出かけてしまったので、その後ダラダラ話していたのです。
でも腹は減る。なぜという程腹が減る。
「なんか喰い行く？」と聞かれたけど、金使うのもなー奥さんに悪いしなあと。
なので、先日新規購入したという10万円の最新冷蔵庫の食材を漁らせて頂き、潔い程何も無い事実に愕然。
うわーうわーこんだけ何もない冷蔵庫て。

でも、レタス・トマト・タマネギ・大蒜・ハム一枚と固くなったごはんがありました。
クリームソースのカンヅメとシーチキンのカンヅメも発見。
「台所借りるわ」と、クリームリゾット&サラダを15分くらいで作ってとりあえず食べました。
奥さんに宜しくと帰って来ましたが、奥さん相変わらず天然過ぎる。
他人の家で度々食事を作ることがあるのですが、奇妙なシチュエーションではあります。
家では全然やらないんですよね。誰が自分一人の為に飯なんぞ作るかね。という精神です。

時は遡って昨日の夜中。
終電コンボで、夜道をトボトボ帰宅していました。
家からほど近い所に差し掛かると、前方からすごい勢いで猛ダッシュして来る犬と、それに引きずられて漫画のように走って来る夏用パジャマ姿のおじさんが。
犬の猛ダッシュぶりに逆らえず、引きずられながら走ってました。本当に漫画の再現みたいだった。

うちの犬とうちの親父でした。

お腹の調子が悪いらしい愛犬は、夜中に親父を叩き起こし、「といれいく」と引っ張って出たそうで。
親父は着替える時間もなく引きずられて爆走する羽目に。
夜中であるにも拘わらず、死ぬほど爆笑しました。
可哀相な構図だったので、トイレ散歩はわたしが代わってやることに。
帰宅後、弟に説明しようとしても笑ってしまい、上手いこと伝わらなかったのが残念でなりません。