20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

おそらく7月11日

ひた●なか市です。>Cさん




個人的にカルチャーショックを受けて焼き肉屋さんから帰ってきました。
同級生凄いよ。自分こんなんじゃダメだよ。
という自問自答の中、米国奇行更新。






あっちに到着した時、現地時間は13時頃でした。
家を出たのが昼。着いてもまた昼。
まるで機内の9時間ちょいが夢のような…と思うのもまた束の間、おうちに着いてから家庭見学。
だって広いんだよ! 広いよ! 我が家が3つくらい入りそうですよ。


玄関手前のポーチには、招き猫のように片手を上げた石造りのライオンが2頭。かわゆい…。
中は豪奢な客間、リビングルーム、ダイニングはドアなし。
更に2ベッドルーム、1シャワールーム、ランドリールームが1Fに。
なんだランドリールームって。




まさにランドリールームです。巨大ドラム式洗濯機と、その隣に同じ大きさの巨大乾燥機。
そして手洗いとかに使うのか、流し台とスタンド式アイロン台(デカい)。
ていうかランドリールームってな(略)。






バックヤードは芝生の植え込み、バーベキューカウンター、ベンチのブランコ、ガラスのテーブルセットが2つ、長椅子1つ。
ブランコはわたしのお友達になりました。幸せ。
うわーんなんだよこのリゾートホテルみたいなブルジョアジー
この家のパパ、トムに「リゾートホテルみたいだねぇ(英語)」と言ったら。




「いやいや、全然。貧乏(日本語)。




と流暢に返されました。俺の努力、無に帰す。
因みに学生時代の英語の成績は2⇒可です。文法が大嫌いでした。会話は嫌いじゃないけど。
別にどうでもいいと思ってましたから。だって言ってることは解るし、どうにか通じるし!
ビジネスで使うんじゃなきゃ必要ねえぜ! と思ってたんですけど、今思えばやっときゃ良かった。






でもってー。
結婚するジュリアの娘(彼女はシングルマザーなのだ)、ジオと初対面。
ジオ13歳。見た目18歳。発育バッチリ。スゲーよ外人……。
お土産のどら焼き・カステラ・緑茶を渡す。


暫し休憩した後、近場のスーパーへ連れて行ってくれるというので、再び車に乗り込みました。
コストコにゴーした所、全てが巨大でおののく。何これ。なんかね、小分けで売ってないのよ!
コストコは日本にもありますが、「こすとこ」って言ったら「?」という顔をされました(*1)。
あっちの発音では「カスコ」になるそうです。


つーかさー、アメリカ人こんなの買って帰るのか? ホントに?
だって芝刈り機からBBQセット、ソファやチェストなどの家具は勿論、牛乳はガロン売り、肉はブロック売り。
カミソリを買いたいU子さん、もれなく12個セットのお徳用しかなく、途方に暮れてました。
1個ずつ売ってくれ。せめて3個まで。




欲しい物があってもすんごいセット売りが義務なので、何一つ買うものがないジレンマ。




特筆すべきは、生野菜が殆ど見あたらないこと。
何やら冷凍か缶詰を調理するのが普通らしいです。ええええー! 健康健康とうるさいのにか!
まず見直す所があるだろう米国政府!


トムがこの後2つスーパーをハシゴしたのですが、ここで事件は起きた。
「もう1カ所見たい」と言い、フリーウェイを車で移動中。
時速100キロ以上でびゅんびゅん車が走るフリーウェイで、車が減速し出しまして。
あれよあれよと動かなくなり、路肩へ移動。









夜月は生まれて初めてガス欠を経験しました。









しかもフリーウェイで。





びっくりした。車内爆笑(主にわたしとU子が)。
運転していたトムは本当に素でウッカリだった模様です。
曰く「ヒロミさん(トムの奥さん。うちの母の従姉妹)だったら、『ガスが半分切ったら給油しなきゃダメよ!』って絶対言う」。
これはヒロミさんの口癖だそうです。


そして携帯でヒロミさんに連絡し、ガソリンを持ってきてもらうことに。
もうひとつ、ジュリアの車にも連絡して、都合3台がフリーウェイの路肩に停車しました。




車から出てくるなり、ヒロミさんが言うには。
「わたしはガソリンメーターが半分切ったら絶対給油するわよ!」




ホントに言った。爆笑。
横をすんげえスピードで車が通りすぎて行きます。怖い。
米国って凄いなあ。何かが。そんなことを思いながら、長い長い7月11日(*2)は過ぎて行く……。




つづく。















*1:しかも日本人の叔母に解ってもらえなかった。ショック。

*2:主観では既に2日分。辛い。