20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

忍び寄る影

今日からGWのUターンラッシュですね。
元同級生は16連休だそうですよ。






わたしはいつもよりむしろ休みが少ない位ですけども。ええ。







今日は家族会議でした。
三日ほど前から親父メモ(泊まりで仕事しに行く時、書き置きして行く。内容は大概、愛犬の用足し何処まで済ませたか情報)に、


『3日は○(兄貴)が来る。重要な話なので、二人(わたしと弟)は必ず居るように』


……仕事だったらどうするんだこのおじちゃんは本当に。
土日祝日サッパリ関係ない仕事なんだぜ。
と思ったりしていましたが、残念ながらこの日のみオフ。
遊ぶ約束があったものの、『家に居なかったら殺す』といった怨念がおんねん。をニュータイプ能力で感じ取った為、ビクビクしながら待機することにしました。
心の支えは、待ち受けにDLした携帯に映るつば九郎だけです。



色々と予想を立てるわたし。
というのも、これまでの経過で色々諸々パターンがあるからです。





そも、兄貴が何をしに来るかというと?
一応、事前に情報を知っておいた方が良いと思い、嫂に電話をしました。
概要はですねー。
『俺は長男だが実家に戻らない。建て直さないぜ! イヤッホウ! むしろ嫁んちの近くに家建てるぜ!』
ということを突然言い出したらしいです。
片や、うちのおじちゃんはと言うと、兄貴夫婦結婚当初から『はよ金貯めてうちを建て直せ』と事ある毎に言うてたそうな。
嫂的にも、「やっぱり長男と結婚するっていうのはそういうことだし、急に自分一人で決められても、納得しないと思うんだよねえ」だそうで。


わたしの考え方。
我が家に限らず誰であっても、二世帯が同居するというのは無理だと思っています。
うちは母方のジジババと完全同居でしたが、親父がジジババと折り合い悪く、家出したりしてたし。
母親自身も、自分の両親でありながら、気を遣い過ぎたりいいように使われたりして、神経すり減らして50ちょっとで早死にしちゃったしねー。
彼女はよくよく「同居は無理。文化の違う人間同士が一緒に住むのなんて、もっと無理」と繰り返していました。
そういう苦労なんかを目の当たりにしてるだけでなく、直接的な迷惑をさんざ被っているので、わたしも絶対に嫌です。
別に絶縁とかではなくて、適度に距離を取って適当に付き合うのが一番。
子供に自分の面倒を見させる気満々の、重度の依存的症状を持っている親とかだと、何を言ってもダメなんでしょうが。
「誰に育てて貰ったと思ってるんだ!」とか言うしさ。



で。
我が家もようよう老朽化したやっすいおうちなので、建て直したい気持ちは分かる。
しかし例え二世帯であったとしても、一緒に暮らしたりすると、干渉の酷いババーなんかと暮らしてノイローゼとかになられてもなあ。
それに、うちの敷地ってじーさまの物なのさ。
そこに、先に建ってた母の実家(ジジババんち)があり、後から建て増ししたのがうちの部分。
で、手前にジジババんちがあって、奥にうちがあるので、奥のうちだけ建て直すとか無理なんよ。
20年ほど前に、ジジババんちにあたる手前部分のみ建て替えたんですが、そこも全部潰さないと無理。

うちのおじちゃんはその辺ちゃんと分かっているのかな!?<絶対分かってない
そうでなきゃ、わたしと弟にリフォームしろとか言うのかなー…言うんだろうな…。
兄貴にメールで確認したら、来るのは4日だったことが前日判明した辺りで、個人的に「なんだかなムード」満点になったことも付け加えておきます。





本日、当日。部屋で待機。
兄貴達はいつも隣のジジババんちに来る。
到着すると電話かメールが来るので、ちょっと待ってみる。






連絡無し。







まだなのか。









…………ぐー…ぐー…。








起きたら夕方になっていました。






流石に居るんだろと思って隣に行ったら、帰り支度してました。なんだそれ。
今日に限って呼び出し無しですかそうですか。
一日潰して待ってたわたしの立場は。

概要を聞いてみると。
ジジババが『こっちを潰す気はないよ』で会議終了。
おじちゃんの野望、完。





パピィ…哀れ過ぎる…両方潰さないとダメっていうのを、本当に分かっていなかったらしいです。
夢と希望でルンルンになってたんだろうなあ。






一応、何事もなく終わった本日。
と、思いきや。
兄貴から報告が。


兄貴「つい最近になって長姉からジジババ&親父に頻繁な電話が来てるらしいよ。焦臭いんだよなあ
わたし「うわあ不吉



血の繋がった弟妹に『焦臭い』だの『不吉』だの断じられる姉って。
とお思いかも知れませんが、何せ以前より『連絡が来る』⇒『金の話』⇒『全員不愉快』といったコンボを繰り返しており。
一時はじーちゃん泣き落として、土地の権利書を担保に自分の会社の資金繰りしようとしてたもんなー。
銀行の人が来る前日夜にやっとババーが叔母にチクって、叔母が激怒して母に電話し、そこで初めて知った母は卒倒しそうになって、母からそれを聞いたわたしは生まれて初めてメシ食ってる時に茶碗と箸を落として、わたしから聞いた弟も全く同じリアクションをしたので、「あー漫画とかに描いてあるアレは本当だったのか」と一つお利口になったことがありました。

その時は、叔母が怒り狂ってジジババに
「そんなことして、お姉さん達を追い出す気なの!? うちの子達は二度と会わせないから!! 絶縁!!」
という怒りパワーで抑え込み勝利。
母は自分の娘のしでかしたことで言葉もなく打ち拉がれておりましたとさ。



仕事があるとか言って、小さい娘をうちに預けっぱなしとか、色々前科があるので。
彼女は弟妹から全く信用されていないどころか、赤の他人より不信度MAXです。
怒ってるとか嫌いとかそういう部分は既に超越しており、『関わってくれなければどうでもいい』って感じ?
姉は『食事でも一緒に…』とかジジババ&親父に言ってるらしいです。怪しすぎる。
生前贈与しろとか、そういう話かも知れないです。どっちにしろ金の話カナ!



兄貴「ちょっと親父に電話して、金の話は一切するなって釘刺しておこっかなー」




五寸釘でもいいと思います。