20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

同年代に捧ぐ『聖闘士星矢』名言集

今日は未だに大人気、聖闘士星矢について書きたいと思います。
過去を懐かしむわたしのどうでもいい話ですが一部の人にはご理解頂けるかと。
こっから下は読む価値がないと思う。同世代で似たような文化の所に住んでたらまた別ですが。
読みたい人だけ続きを開いて下さい。








わたしが小学生〜中学生の頃は、週刊少年ジャンプの黄金期でした。
ジャンプと言えば『北斗の拳』『CITY HUNTER』『Dr.スランプ』『キャプテン翼』『魁! 男塾』『ドラゴンボール』などが隆盛を極め、ついでにジョジョもこの頃始まりました。
その中でもわりと人気だったのが『聖闘士星矢(セイントセイヤ)』で、少年達がプロテクターを着けて闘うという、特撮戦隊ものの漫画版みたいな話で。
モチーフがギリシャ神話ということもあり、かなりの人気だったような記憶があります。
今でもファンサイトなどが多く、あれからどんだけ経ってんだという話ですが、未だアニメ化してたりして。
凄いポテンシャルの漫画だと思います。原作者は『リングにかけろ』『風魔の小次郎』などでお馴染み、車田正美先生。


ファンサイトを巡って色々見てると、幾ら少年漫画とはいえ、たかだか13歳14歳とは思えぬ台詞の羅列に、今更ながら驚愕です。
もうね、自分が成人して大分経って、もうオバチャンだーと思ってしまう年齢に達しても尚、こんな台詞使ったことねーし一生使わない方に50円*1)賭けてもいい! と思いますね。




漫画としてはかなり面白くて、キャラに魅力もあるし、突っ込み所は満載だしで、非常に秀作だと思います。
今見てみると、特に台詞が凄い。「台詞がいい」とかを超越して、スゴいのだ。このセンスは車田先生以外には不可能ッ!
突っ込みきれないその台詞の数々、その一例を挙げてみまSHOW!!
素晴らしい台詞も沢山ありますが、今回は特に激しく衝撃を受けるに違いないであろう台詞を抜き出し、当時連載を読んでいたけど記憶が薄れがちな友人諸氏の海馬に直送させて頂くッ!


知らないよ何それーという人も、幸いネット上に、バンダイさんの星矢ゲーム資料がある。<料理番組の進行のよーに
ここでキャラ別に特徴的な台詞を挙げますので、キャラの顔と付き合わせてご覧下さい。
因みに上から順番にシスコン・ブラコン・ファザコン*2)・マザコン・ブラコンです。



  • 星矢(13歳)ビックリするぐらい影が薄い主人公。アニメ版だとヨットハウスに住んでいて、羨ましいご身分。6歳で生き別れた姉を捜し求める、特に特徴のないのが特徴の主人公。ペガサス座が守護星座。ありがちな熱血馬鹿タイプ(褒め言葉)。基本的に声優さんはアムロ・レイと同じ人。つまりニュータイプ


「急所は外しといたよ」(註:13歳)
「キミは小宇宙(コスモ)を感じたことがあるか!」(次週予告で必ず入る)



  • (13歳)女の子じゃありません。ピンクの着てるけどアンドロメダ座の男の子。この漫画の真の主人公である一輝兄さんの実弟必殺技は一輝召喚。ピンチに陥ると必ず兄さんが現れるが、実は非常に強い。この顔と瓜二つの女の子がエスメラルダ(一輝の初恋の女の子)という、腐女子でない夜月が見ても若干危ない設定


「そうだね兄さん!」
「こんな時に兄さんがいてくれたら…」
「やっぱり来てくれたんだね、兄さん」
(一輝兄さん召喚完了の呪文)



  • 紫龍(14歳)中国においてわりとマトモな師匠(※261歳)の元で修行したせいか、礼儀正しく情よりも義を立てる龍座の男の子。腰まである長髪に、背中には昇竜の刺青。どう見てもカタギではないが、性格は最も堅実で真面目で彼女持ち。蘊蓄豊富でジジくさい。特筆すべきは友情を重んじるあまりに自らを省みない所。失明2回+死亡4回。更に特徴は脱衣。プロテクターである聖衣(クロス)をすぐ脱ぐ為、読者からは露出癖アリと疑われている。


「以前、老師にお聞きしたことがある…」(男塾で言う所の雷電と同じ台詞)
「うわああー! 死界の穴に落ちるーっ!!」(冥界へ落ちて行く時に自ら実況中継)



  • 氷河(14歳)ロシア人の母を持ち、シベリアで生まれ育ったヒル白鳥を頭に被った体感温度が異常な氷原の奇行子。白鳥座の聖闘士だが白鳥が居るかすら謎の極寒ツンドラ地帯で生活してても、薄いタンクトップ一枚。得意技は氷山に閉ざされた海へ穴を穿ち、ワカサギを釣るでもなく行き先は海底に沈む船で眠るマーマの元への長時間潜水。お師匠は水瓶座の聖闘士カミュ。暑苦しい師弟愛が売り。


「マーマ!!」(数知れず頻出すると錯覚する台詞。立派な戦士になると同時に立派なマザコンに)
「ありがとう我が師カミュ…そしてさよなら…!」(お師匠、お星様になるの巻)
「誰であろうと俺からマーマを奪う権利は無い!!」(もはや誰であろうとコメント不能)







■一輝兄さん 華麗なる最強の名言集
ここから男の中の男・不死鳥座の聖闘士である一輝兄さん名言集。
一輝兄さんは母親違いの他の兄弟と違い、瞬の同腹のお兄ちゃんです。
ファンの皆さんからは「20世紀最大の傑作」とか「昭和の兄貴」などと大絶賛されており、弱冠4歳にして「むううっ、宇宙とは?」というお言葉を発しておられます。
どう考えても50代の極道が口にしそうな渋い台詞を好んで使用します。使用出来るのは彼が圧倒的に強いからです。
黄金(ゴールド)・白銀(シルバー)・青銅(ブロンズ)と3ランクある聖闘士の中でも、一輝兄さんは一番低いレベルの青銅聖闘士。
にも関わらず、メインキャラの群を抜いて老け顔であり、兄貴であり、最強であり、お笑いであり
何よりも一輝兄さんは15歳です。そこを肝に銘じて読もう!
まさに真の主人公。と言いたい。名言、迷言多数。兄さんカッコイイよ! 一輝兄さん最高!




「惰弱な」(初登場時・兄弟再会を喜ぶ実弟に向けた兄さんの男気溢れる台詞)


「聖闘士には同じ技は二度と通用せん!! もはやこれは常識!!」(この後ボコられました兄さんそれは秘密だよね)


「すぐに会えるかも知れんぞ…あの世でな…(仕事人?)


「群れをなさねば何も出来ぬ雑魚どもに、孤高を持す一匹狼の力、たっぷりと見せてくれるわ!!」(一輝兄さん15歳から連れション文化万歳な日本への苦言)


「順番を決めろ! どいつから俺の餌食になるのか!」(兄さん15歳はヤンキーではありません)


「…百 千 万 億 兆 京 垓 秭 壌 溝 澗 正 載 極 恒河沙阿僧祇那由他不可思議、無量大数…このくらい飛べば大丈夫だろう」(兄さん15歳は幼少時デスクィーン島へ流刑に遭って以来、学校教育を受けていません)


「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんとはまさにこのことだ」(一輝兄さんは15歳です)




「笑止な! おまえごときが愛とか涙を口にするなど愛が穢れるわ」(フェニックス一輝・15歳)


「他人の心に付け込んで勝利を治める卑怯者が卑怯とは笑止千万! お前に名乗るほど安っぽい名は持ち寄せては居ないが、これから倒される相手の名も知らずあの世に行くのもまた不憫、耳の穴をかっぽじってよく聞け俺の名を! フェニックス一輝!」(フェニックス一輝・15歳)


「フッ オレは地獄の閻魔にはとっくの昔から嫌われている。だがおまえは特別好かれそうな顔をしているなリュムナデス。行けばわかるさ、ただしオレの兄弟をここまでやってくれた以上、地獄への送り賃はとてつもなく高くつくぞ!



「これは星矢の心の痛みだーッ!! これは氷河の魂を傷つけた分だあーッ! そして我が最愛の弟・瞬の清らかな心を汚した罪は一番重い!」
(「これはクリ●ンの分」?)







以下、キャラ名出さずに羅列。読んでた人は当ててみようね。
台詞は全て30歳未満、主に20代前半の人が発しています。
リツ大さんとかならわかるんじゃないかな。


「特急便であの世に送ってやる(白銀の誰か)」


「私の前にひざまずくことだ! そして大地に頭をすりつけこのわたしを拝め!(ヒント:20歳)」


「私の顔こそ引導がわりだ! 迷わずあの世へ行きたまえ!(註:20歳)」


阿頼耶識(読めないし意味がわかりません/出典:『逆転裁判』)」


「邪悪なる輩よ迷わずに死ね!! 天空覇邪魑魅魍魎!!(読めないし略)」


いくかね?ポトリと(20歳だが神に最も近い男)」


「面白い! ならばこちらも言おう、もはやお前たちはここから一歩も進む事はできぬ。ここで皆殺しだ!(註:20歳…)」


「ミミズはミミズらしく死ぬのはやはり地中がよかろう(ミミズに失礼)」


勝負は常に顔で決まるのだよ(すごい説得力)」


「食らえ! 真紅の衝撃!(俺と同じ星座の人の台詞なので特別に)」

*1:今財布見たら硬貨が50円玉しかなかった

*2:師匠だが親父としてカウント