20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

お犬様の乱

わー! 寝込んだり仕事したりしている間に!
瞬く間にもう7月も終わりかけじゃん!





どうも。ご無沙汰でございます。
6月下旬位から病(軽いけど)にガックリと倒れまして。
結構な期間を伏せっていたのでございますが、そこで脳内カレンダーがピッタリ停止してしまい、最近になって7月であることに気付いたりしています。


1月⇒2月⇒3月⇒4月⇒5月⇒6月⇒8月。
みたいな感じだよ。




ワシの7月を返せ。












本日はオトウトと二人がかりで、我が家のヒエラルキー頂点に君臨する愛犬(由緒正しい雑種)の爪切りを敢行致しました。
何故二人がかりなのか?
一人だと抑えきれないからじゃー。


うちの犬は中型犬サイズをちょっと上回る、弱大型犬クラスです。
弱って言っても弱い訳じゃ…あ、弱いんですけど。気が弱い。


大きさですが。
「おすわり」した時の身長が、幼稚園児のおすわりと同じ程度ですね。
最近でぶりんから痩せたので、体重は14キロ位かな。結構でかいです。
なので、押さえ込みに入っても奴が本気を出すと、容易く脱走されてしまうのですわい。




以前はよく散歩で歩いていたので、爪も自然に削れていたのですが、最近は暑いのと年取って来たのとで、あんまり歩かなくて。
そしたら爪が伸びる伸びる。何これー! ってスピードで伸びてゆくー。
先日わたし一人でやってみようとしたら、嘗て無い力強さで大暴れしまして。


「コラー! そんな風に逃げても無駄じゃー! 切るんじゃー!」
「…………!!(ジタバタジタバタ)」
「近い内にゼッタイ切るからね! 覚悟しとけよ!!」
「…………(遠方に避難した後に怒りの眼差し)」




と、犬と同レベルで本気のケンカをしたのも記憶に新しい処でございます。
うちの犬は吠えないし噛みつかないんだけどねー…。
嫌なものはイヤ、っていうのが徹底しててねー…。




その後、オトウトがあまぞん様で犬用の鋭利な爪切りを購入。
本日、二名体制でことに当たったのでゲス。


抱っこして抱え込むオトウト。
肉珠を掴むワタシ。
暴れ始める犬。




じたじた。
じたじた。
ジタバタジタバタ!




もう暴れっぷりがリアルハトヤですよ。
何度も身体を捻ったりして脱出を試みる犬のヘッドバッドで、オトウトは何度と無く顎を強打。
ワタシは手足を突っ張って嫌がる犬の爪に引っかかれまくり。
「いやーん」と脚を伸ばしてワタシを遠ざけようとする犬に蹴られまくり。痛い。痛いのですよ。


「いてっ! んぎゃー!」
「いでっ! いてェ!」


と、二人で悲鳴を上げながらもジリジリと爪切りは進み。
しかしあまりに本気で大暴れする犬に振り回されてオトウトが悶絶しているので、笑いが止まらなくなったという……。


「あんた笑ってないでさっさと切ってよ!」


というオトウトの悲鳴も虚しく、何度かホールドからお犬様が脱走した為、その都度おやつで釣る。
ほれほれーとおやつを見せると、怒りに食欲が勝り、直ぐ寄って来る犬。
「こいつ馬鹿だなー……」
とオトウトが言いながらホールド。
まるで虐待されているかのような怒りと憎しみの目で我々を睨み、人間不信をどんどん植え付けられて行く犬。濡れ衣だー。
4ラウンド程の攻防戦で、何とか切り終えました。ゼエゼエ。




「こいつとの付き合いも結構長いけど、こんなに力があるとは知らなかった……」




オトウト談。





いやー参ったわ。
とりあえず次回の爪切りん時はもう少しスムーズに行くといいなーとか。








こうして夏は過ぎてゆくのでございました…………。
なーつはすーぎーいーぬーあーばれー♪(by井上○水)