20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

コーヒーおごられ事件

見知らぬ人にコーヒーをご馳走して頂きました。








このド平日、一体わたしに何があったと言うのでしょーか。



















本日の仕事を終えた後、カフェでお茶をしていました。








店内の客は、おばちゃんとおばあちゃんの狭間を漂うやや年輩の女性と、わたしの二人。











読書(ていうか漫画。またワンナウツ読み返し中。個人的には高橋・胡桃沢スキー)を切り上げてそろそろ帰るべきか、またはお代わりを頼んで居座るべきか迷うこと15分程。








よし、殺す!





…じゃなくて。
よし、帰ろう!
と決めて帰り支度をしようとしたその時。










おば(あ)ちゃんがわたしに声を掛けて来ました。








「ちょっとお姉さん、あなたコーヒー好き?」






は?





驚きの表情を作ったまま、はあ…まあ一応好きですが…と答える常識人なわたし。
おば(あ)ちゃんは、自分が座っていた座席にある物を指差しました。
テーブルには、ボダムの容器(ティーストレーナーみたいなガラスの器。コーヒーの粉とお湯を入れて、粉を押し下げてコーヒーを抽出するインスタントな道具)が。
二杯分のコーヒーが入っていた器には、半分程のコーヒーが残っていました。





「コーヒー飲んでたんだけど、半分残ってるのよ。これから歯医者行かなくちゃいけなくて…これあなた飲まない?








は?









「わたし残すの嫌いなのよねえ。ミルクも半分残ってるから、ほらこれ飲んで頂戴よ。あ、店員さん。あちらのお姉さんにこのコーヒー運んでー」






「…………アリガトウゴザイマス」








という訳で、口は着けていないものの一般的には『飲み残し』と言われるコーヒーをご馳走して頂いたのです。






最初に「これ飲まない?」と言われたら、「いえ結構です」と即答していたと思います。
でも、初手の質問が「あなたコーヒー好き?」だったらもう断り切れねーっつー話ですよ!
好きゆーといていらねーとか言えねーし!
「てか、お前の飲み残しだからいらねー」とか言えねーし!
「つーか残すの嫌なら一気飲みして歯医者行けや」とか言えねーし!




あそこはそう言うべきだったのかも知れん。
しかし! わたしはッ!! 己の弱さに負けた…ッ!!











今年はもっと強くなれますように。
強さを身に着ける為、またワンナウツ読み返そう。


ONE OUTS 1 (ヤングジャンプコミックス)

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