20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

締めくくり

今年が終わりますというその日、わたしが何処へ行っていたかと言いますと。












映画を観ていました。









仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム









です!!!!













今回、敵の声を当てている方の中に、あの! あの! あの!!






デーモン閣下が声+主題歌にてご出演なされているということで!!!!











まあ行きますわな。
そりゃ行きますわ。
わっしょいわっしょい!<浮かれすぎ










閣下は以前よりCVのお仕事をなされる度に、その超絶な演技力を発揮しておられます。
言うまでもなく素晴らしい演技でございました!
何しろ、今回メインの敵であるアクマイザー3の声優、残り二人は三ツ矢雄二さんと関智一さんですよ。
お二人は業界でもハイパー有名人じゃないですか。
勿論非の打ち所のない演技。




に、全く引けを取らない閣下がマジすげえ。
確かに閣下のお声なんですが、ちゃんと役作りをされていて声もきっちりキャラクター用に作っておられて違和感ゼロ。
凄い。凄すぎる……! 昔から知ってはいたけど半端じゃねえっすわ。
主題歌も格好良かったです。買うといいよ!
因みに主題歌はここでも聴けます。






映画はかなり面白かったです。
ここ暫くライダーの映画は観ていなかったのですが、40周年記念でやったオーズの映画より数段デキが良かった。
ちゃんとフォーゼ編とウィザード編の繋がりも綺麗だったし、纏め方も良かったと思います。


っていうか、今回ポワトリンが出て来るとうっすら聞いていたものの。
東Aさん、最早何でもアリやな。
としか思えません。
あとイナズマンも出て来ましたよ。あーそういう風に絡めるのねーと。




以前オーズ映画の時に出て来たズバットキカイダーレインボーマンは、何の脈絡も無く突然出現したのですが。
あれは幾ら何でもごり押しし過ぎだった気がするわたしとしましては、今回の絡め方が良かったと思います。
まあ無理して出す必要性は感じませんでしたけど。
親御さん世代向けなんだろうけど、子供は普通にキョトン顔ですね!


ところでポワトリン初めて見たっつーか、あれがポワトリンかあって感じでした。
特撮は散々観て育ちましたが、女子向けのあーいうのは全くノータッチだったんです。
やっぱライダーの変身には叶いませんて。
かっこえー。一斉変身かっこえー。やべー。メテオっつーか流星かっこえー。




チェイスのシーンが結構長く撮られていて、背景とかを見るとジャッキー・チェンの映画を彷彿とさせる流れでした。
ただ走ってるだけではなく、民家や狭い路地をジグザグに移動して行くのですが、移動の時に挟むアクションを見ていると、出典はパルクールでしょうね。


ン年前に『YAMAKASHI』というパルクール集団を軸に据えた映画もありました。
かっこええー。でもあんな動きできねー。
パルクール参考動画⇒


アクションはバラエティに富んでいて、ユニークな方法を使うので、チェイスのシーンが長くても全く気にならず。
そうそう、今回は変身前の格闘シーンも相当長く取っていたように見えました。
良かったですよ! アクション好きなんで!
確かにキモは変身ですが、生身の格闘っていいですよね! 滾る!






『目の前にある現実から逃げるな』
というメッセージが繰り返し流れており、そうそう大事なのは現実よと共に頷いておりました。
ええ話や。


先に映画を観ていた友達が、
「現実を見ろ、って何回もメッセージが出て来て、ジャストな内容でしたー! あと閣下凄いんです! とにかく閣下が、閣下が凄すぎるー!!
とひたすら言っていたのがやっと理解出来ました。めでたい。






アクマイザーの内、三ツ矢さんが声を当てていた怪人、「〜なんだな」って語尾で喋るのですがね。
見た目とその語尾から類推するに、恐らくモチーフは山下清
いいんだろうかあんな直接的な所から引っ張って。


とても憎めない感じの怪人でしたが、閣下が声を当てていたザタン様への忠誠心はかなり強く、リーダーを庇って爆死したのが無念…イイ奴だったに違いない。あとおにぎり好きだったに違いない。
関さんが声を当てていた方は、紳士な喋り口でした。散り際の台詞は「…お見事!」。




アクマイザー3はそれぞれキャラ立ちも強く、ポリシーがあり、生き様を貫いているのが大変素晴らしいと思います。
悪は悪なりの生き様であれ。天晴れ。


信念のある悪は、他人も説得力を感じる美学というか哲学に基づいた行動を取りますから、私は好きですよ(いや、そういう話ではないんですが)。
こういう描写も、悪いとか善いとか一言では言い切れない世相なのもあるんでしょう。






オーズの渡部秀君も出演していました。当然、パンツと共に! またかわゆいパンツじゃのう。
彼はライダーになりたくて役者になった人らしいなので、ライダーものに出ているのを観ると「良かったね〜」という暖かい気持ちになります。
何となく素直そうな感じがするせいか、彼のことは結構好きです。


でも、今回変身シーンは無かったのですよ。
他に出演していたライダー達は、リングで召喚という形を取ったからかなー。
W、アクセル、バース(中身は伊達ちゃんか後藤ちゃんか不明)が出ていたので、是非変身して頂きたかった。



っていうかまた例によって全員出るのかな。
と思っていたら違っていました。
「あれ。少なくないか」
みたいな感じ。


春にやる方でわらわら出現する模様です。
一年間に何回ライダー映画やるんじゃい。
しかしギャバン! ギャバンが出るー!!!!
行かなければ。ギャバンやべー! かっこえー!








ストーリー上のポイントとしては、


『逃避せず現実を見据えましょう』
『偏見や恐怖に惑わされず、相手を理解しましょう』
『ちゃんと謝りましょう』
『閣下凄すぎる』


というような所でしょうか。
社会生活を送る上ではとても大事なことですね!






功夫&パルクールなアクションすげー度:★★★★★
お話の展開わりとスムーズ度:★★★★★
無理矢理東映の別作品を出すのは如何なものかと度:★★★★☆
出演ライダーの数:★★☆☆☆
閣下素晴らしすぎる度:★★★★★






総評:98点








まだやってます。
是非観て下さいね! って回し者かよ! 違いますよ!







ああ、素晴らしい一年の締めくくりでした。余は満足じゃ。
では皆様、良いお年をお迎え下さい。