20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

映画感想文

今日は昨日書ききれなかったオーズの映画感想文です。





ご存知の通り、わたしは遠慮無くネタバレをぶちまける人間です。
映画を未だ観てない人や、ネタバレお嫌いな方は見ちゃ、ダメーッ!















オゲ? オゲーなの? どうなの?
駄目でも見切り発車で書きますが。





W(ダブル)もOOO(オーズ)もTVシリーズ全くノータッチでして、夏の映画も観てましぇん。
予備知識は限りなくゼロに近い為、だいじょぶかしらん、という一抹の不安がありました。
Wは二人で一人のライダーに変身する、というのは知ってましてね。
二人で一人に変身する特撮物と言えば、真っ先に思い浮かぶのがウルトラマンAですよね。
北斗と南〜♪ って、Aは途中から一人で変身してたけど。
そんなんで、Wとオーズが混ざったストーリーはどうなんだと思って観ました。




大変面白かったです。よく出来た脚本だなーと思いましたよ。
オーズ本編は小林靖子さんが書いてるらしい為、やすこ教信者としては嬉しい限りですな!
前半のWがメインに来る話では、主人公(?)が吉川晃司。あー噂の吉川晃司ね。
ライダー大好きだったらしいじゃん。
Wに出て来るメインヒロインの親父さん(スカル)役やってたのか。そうかそうか。




冒頭に出て来たヒロイン(?)の後を追って来た男の子がオーズの人なんだ、数十分間思っていました。
上下赤いレザースーツ着てて、割と整った顔してて、ゆうくん? りゅうくん? とか何とか呼ばれてて。
で、結婚式を脱走したヒロインを追ってたから、花婿だよね?
じゃあ、遂に主役が結婚してもいいっていうことになったのか?
近年、二号ライダー以下は結婚解禁(例:キバに於ける753)の風潮があるがしかし!
主役も結婚してイインディスカー! まだ本編終わってねーけどイインディスカー!
などと、そればっかり気になっていました。
ジャニタレも結婚解禁の風潮がある昨今、遂にライダー界までかと。
そしたら彼はオーズではなくて、Wに出て来る二号ライダー(アクセルの人)だった。騙された…!<勝手に




ライダー劇場版の例に漏れず、あれこれ沢山ライダーが出て来るので、どれ? どれが誰? ていうか誰の中に誰が入ってんの?
と、スーツアクターさんの分布が気になって仕方なくてですね。
オーズは特徴ある動きから、中の人は高岩成二さんじゃないかと思いましたがどうでしょう。
手を動かす時に、頭まで撓るように連動させる部分があるとお見受けしています(恐らく要らない分析)。




山本太郎も出てました。メロリンキュー。
って言っても、わたし以上の年齢の人しか解らないでしょうよ。懐かしきダンス甲子園
彼はホントに役者になっちゃったんだなー。出世したよね。
つぶやきシローも出てました! ちょっとビックリ!
ちょい役だったけど、良い味出してたと思います。すぐ死んじゃって可哀相…。
バットドーパンドの女の人。ええケツしてまんなー。っていう衣裳でした。<サイテー
でもなんで言葉遣いが花魁言葉なんだろう。ありんすとか。謎。




後半のオーズ比重が高い方では、仮面ライダーバースっていう、オーズに於ける二号ライダーが出て来まして。
なんか緑色の宇宙刑事みたいだな…と思ったり。造形に漂うメタルヒーロー臭。
串田アキラの歌も炸裂していたので、とっても既視感。
アキラと言えば宇宙刑事(だけじゃないけどさ)。
更に肘から先だけの人(この説明だと何がなんだか)が可愛い感じでした。ミギーかはたまたハンドさんか。





そうそう、織田信長が物語のキーパーソンとして出て来たのですよ。
今、ニコ動で信長の野望関連の動画をよく観てるんですけど、いやもう信長人気すぎ。
近年戦国時代ブームですから。良い所に目を付けましたね東Aさん。
ラストの戦闘シーンが面白くて、バレリーナのダンスを背景に怪人と殴り合ってんの。
新しい演出方法だと言わざるを得ません。
エヴァのシンクロ攻撃時にクラシックが流れた感じに似てるかのう。


オーズは分裂して肩車に肩車に…と何段にも重なったりしていたので、中国雑伎団みたい。
とも思いましたが、ホントに色々新しい試みやね。
絵的に飽きない工夫を採り入れたりしてたのかなー。




話は全体的にやや大人向けかと。わたしは観て良かったと思ったし、面白かった。
全体として綺麗に纏まってる印象を受けました。
結果、4歳半の甥は途中で飽きたらしく、ゴソゴソ落ち着きない様子でした。
そうだよな。織田信長なんて知らないわな。




そういう訳で面白かったよという話でした。
わりとお勧め。大人が観ても行けると思います!