20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

芋蔓式陥落

昨日の話ですが。




兄貴一家の家へ行って参りまして。
理由はですね、甥が先日誕生日だったので、山ほど貰っているであろう誕生日プレゼントの所に、ちんまりとした感じで添えようと、貢ぎ物を持って行きました。








プレゼントは既に買ってあったのですが、行きに本屋に寄って、子供向けのライダー大百科的な本を購入。
ついでに自分用に仮面ライダーマガジンを購入。



仮面ライダーマガジン Spring ’10 (講談社 Mook)

仮面ライダーマガジン Spring ’10 (講談社 Mook)



いや…甥の為に本屋に寄ったら、売ってたから…。
なんか…目に入っちゃったから…。
モモちゃんが…呼んでたから…。


ていうかジャケ買いです。
わたしがジャケ買いすることも珍しいんですけどね。ホントですよ。





で、だ。
その日が休みだった兄貴も家に居ました。
正直兄貴に用はない。
だが「この日ならお兄さんもいるよ」とわざわざ教えて下さった嫂を立ててみました。
そんな気遣いが出来るわたしは大人です(誰も言ってくれないからセルフフォロー)。



甥へプレゼントはわたしの分だけでなく、祖父からはお金を預かり、弟からもお金を預かり。
弟は「ラーメン買ってったげて」と言ってて、前回はそうしたのですが。
兄貴が「他のが良かった」的なコメントを発したらしいと耳にした為、同じ価格で違う物を買って行きました。
そう、それは高級ふりかけ錦松梅という名のラーメン。
しんじくでデパート寄ったら、『同じ価格帯でお菓子ではないもの』のストライクがこれでした。


甥はお菓子を食べない子だし、あの一家自体が甘い物を食べないらしいので。
ごはん大好きだという噂を聞いているので、どうせならごはんが進む物にしようというチョイスです。
この辺の根回しは兄貴達にもしてある為、弟への感想は「あの(錦松梅という名の)ラーメン美味しかった!」で打ち合わせ済みです。
弟はかなり気難しいのでね。ええ。




それで甥ですが。
わたしが大きな紙袋を持ってたのを目敏く発見し、
「これなに?」
と指を差す。


もうあれですよ。
自分へのプレゼントだと100%確信しきった顔ですよ。
勿体ぶってもなーと思って、はいどうぞと上げたのですが。
「ん、ありがと」
さっさと受け取る甥4歳。


貰い慣れてんなーおめーはよお!
と、嫂も一緒に突っ込んでいました。嫂もか。
まあ一人っ子だしね…。
だからってやっぱり貰い過ぎは良くないけどね。
ただ、甥は物を大事にする子なので、紙で出来たおもちゃでも長く大事にします。
わたしはおもちゃではなく、小学校に入っても使えるように、リュックを買ったのですが。
分かってたけど反応悪いです。ま、そうだよね。
親は喜ぶかも知れないけど、幾ら電車柄とはいえ流行物ではなく(戦隊ものとかライダーだと、後々廃れちゃう可能性があるから)、子供の反応としてはそれが正しいよね。と思いました。




そして、兄貴んちのPCの前に桃源郷が出現していました。









おおおおおおおおおおおおなんじゃこりゃああああああああ!!!!




何よりも超反応しました。


おねしょをしなかったら一個ずつ、という条件で買い足した結果だそうな。
「ハードル低っ!」
とマジで反応してしまった、大人げないわたしを許して下さい。
だって正直言って欲しかったんだもんよ!




あと甥は、デンオウベルト&ケータロスも持ってた。欲しい。とても欲しい。
どうやら、今更ながらどっぷりと電王にハマったらしいです。
現在放映中の仮面ライダーW(ダブル)よりも、その前のディケイドよりもキバよりも、電王。
こないだモモちゃん連れてった時は無反応だったというのに…。


偶々、友達の家で録画してあった劇場版(俺、誕生)を観て、一発でハマったとな。
そしたら芋蔓式に嫂もハマったそうで。嫂の携帯ストラップがモモちゃんでした。
大人も子供も次々に陥落していく電王の魔力おそるべし。
流石は時の運行と東Aを救っただけのことはあります。




でもって、まだ紙袋に何かが入っていることに気付いた甥。
「これなに?」
「これは…モモちゃんじゃー!」
と取り出したのが、ジャケ買いしたばっかの『仮面ライダーマガジン』ですよ。
表紙にデカデカとモモちゃん&コハナが映ってるのを見て、目の色が変わった甥。
えっらい勢いでそれを奪い取り、熟読開始でさぁ。
「ぜろのしゅ!」「デネブ!」と連呼。どうやら零組が好きな様子。
そして甥は、その本を差して訊ねて来ました。



「これだれの?」
「オレノ」






無情にもカタコトで返し、『ここまで自分のモノだと思ったら大間違いだ』『これはあげないよオーラ』を強力に発散する大人げない伯母に落胆を隠しきれない甥。
まーえらい食い付きっぷりでですね。
何て言うのかな〜と思ったら、最終的には
「これくださいな」
と本音が出たので(分かってたけど)、兄貴に実費で返して貰いました。
実際全く読んでなかったので、帰りに同じのを買って帰りました。
だってわたしも電王大好きなんだ。見逃してくれ。
甥には
「先輩と呼んでくれたまい」
と言っておきました。




晩ご飯をご馳走になって、
デンライナー乗って帰るか…」
と重い腰を上げたら、嫂と兄貴が揃って吹きました。
電王パス持ってるしね(パスモ入り)。ネタがまんま通じるって凄いことですよ。


ただ、兄貴一家はTV本編をちゃんと観たことがないらしく、今度まとめて観るらしいです。
だから細かい所とか設定は知らないみたいで。今回の映画三本は既に観たそうですが。
「コハナちゃんは何故王子(ジーク)をあんなに嫌うの?」
と嫂に訊かれた為、「ウザいから」と解説をしておきました。
そこに至る経緯は観りゃ分かるから、懇切丁寧にざっくりと説明を。




そういう訳で、時間の波を捕まえながら日付変更線ギリギリで帰宅しました。
こうして電王大好きな人が増えて行くという寸法さ…ワーッハッハッハ!<悪