20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

素敵な信玄トークから

ま、一昨日の話なんですけどね。
昨日はヤクルト-阪神戦に行ける筈が、雨天中止。
きぃぃ! つば様グッズを買う予定がー!<目的は試合ではない
そういう訳で、長い間、不貞寝してました。







その前の日。
ウッチー(仮名)と会う用事があったので、阿佐ヶ谷で落ち合う約束をしていました。
14時に約束していたのですが、いつも5分前くらいにわたしが着いても遅れて来る彼のこと、今日もそうだろうとタカをくくっていたら、5分前に『改札にいます』とメールが来まして。
マジですか。おかしいな。早くないか?
と、バスを降りて急いで改札に行ったら、いねえでやんの。
かなりキョロキョロしてましたが、いない。
『いないよ!』と返信して暫し。


『中央特快乗っちゃいました…』


あーははははは。東京出て来て何年だ。
しかも中央線沿線に住んでるくせに何やってんだ。
そういう感じで、三鷹で折り返す奴を待って合流した所。
わたしに『改札に居ます』とメールをした頃、本当は阿佐ヶ谷に着いてる筈だった。
で、『いないよ』と返信があった頃、無情にも阿佐ヶ谷を通過していた。らしい。


顔色がイマイチだったのは、『昨日フラれたからです』。
また女口説いてたのかい。懲りないねえ。
とか話してたのですが。




気付けば会話の内容が、『信長の野望』から武田信玄の話になっていて、我ながらどうしてそうなったのか全然わっかんねえの。
まあ、彼が信玄大好き。で、よく信長の野望をやってて…という話を聞いてたわけですよ。
上杉の騎馬がSで、ちょっと放置しとくと大変なことにー! みたいな話とか。
本命は武田だけど、家紋で言うと武田菱よりは真田六文銭の方がカッコイイとか言ってまして。
立て板に水の如く止まらない武田トーク<何それ




武田信玄が好き過ぎて、こないだまで付き合ってた彼女と山梨に遊びに行き、お寺に観光に来てたジジババ軍団に対する住職の信玄秘話をすぐ脇でガチ聞きしてる間、彼女は全く興味がないので延々とその辺をウロウロしていた話。




とか。




本は全く読まないけど、Wikipediaは大好きで、一度開いてしまうと永久サーフィンが始まり、何十回も見ている武田信玄のページをスタートして、家臣団へ⇒山県昌景⇒温泉(子孫が山梨で温泉旅館を経営している)⇒山梨⇒上田…と流れ流れて、また武田信玄に戻ってしまったという話。




とか。




あまりにも信玄大好きだけど、山梨県に行く度に歓迎されていない感アリアリで、でも大好きすぎてこれは何か縁があったんじゃないか位のことを妄想してしまう話。




とかでした。
その他、山県昌景高坂昌信穴山信君辺りがペラペラ出て、勝頼の代で亡んだ話で盛り上がる二人。
「戦国最強の武田騎馬隊って、実は無かったんでしょー」
長篠の戦いでも、織田の銃撃が三段っていうのは嘘だったんですよね」
「真田の遺伝子は優秀過ぎておかしい。爺ちゃんの幸隆が特にチート過ぎておかしいよね」
この辺だけで多分一時間くらいは話してました。




小山田信茂』の下の名前が二人ともなかなか出て来ず、
「えーと…ほら…小山田…圭吾はコーネリアスだし…」
「あー裏切りの小山田ですよね…圭吾も裏切りましたけどね
妙な喩えで申し訳ない。他意はない。




彼、面白い人なんですよねー。色々と。
「漢字とか時々分からなくなるんですよ。自分の名前書いてても、『この字だっけ? なんだっけこれ』ってよく手が止まります」
えーと、パラノイアみたいな疑いを自分に掛けてしまうようなことかな?
と訊いてみたら、そうみたいでした。


自分が見ているこの風景は、もしかして存在しないのではないか。
ここにある物は俺しか見えてないんじゃないか。
ていうか俺って居ないんじゃないか。




というようなことを、中学生〜成人するまでよく考えていたらしい。
そして今も時々思ってしまうらしい。ちょっと長いんじゃ…。
面白いからいいと思いますが。
最近のマイブームは、現代に於ける文化の発展について。


一、現代人は食い過ぎなんじゃないか? だから飯はあんま食わなくていいんじゃないか?
二、現代人は風呂に入りすぎなんじゃないか? 汚くても死なないんじゃないか?
三、現代人は働き過ぎなんじゃないか? そこまで働かなくても社会は回るんじゃないか?




一について。
「みんなが一日三食になったのってわりと近代になってかららしいよ」
と言ったら
「マジですか!?」
と身を乗り出していました。何をそんなに驚くことが。



二について。
一応風呂には入るらしい。でも疑問はあるらしい。



三について。
ただ単に仕事が嫌なんじゃないかと推測。







更にピンポイントでマイブームなのが電車。
何故こんな物を創り出したのか、と不思議でならないそうで。
だから通勤で乗る度に「電車スゲエ!」と子供のように感激するそうです。
彼の色々な面が心配です。