20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

レポート3

あーあー間が空いてスマンスマン。
なんか司会の時に喉を痛めた流れで風邪ひいてもて、鼻ズルズルよ。



今日は大分良くなって来たのですが、鼻づまりと咳で息が…息が苦しいッ!
熱に浮かされ寝過ぎたコンボで、夜になって目が冴えてしまいまひた。
そんなんで続き。ズルズル。












乾杯の後、各種スピーチなどをこなして歓談タイムに突入。
そこで何故かビール瓶片手に各テーブルのお酌を始める新郎新婦。
えっ…!?
わたしの顔色が変わったのを察知した同窓生二名が何事か聞いてきました。


いや、何って。
あんなの進行表にないぞなもし。
ただでさえガン押ししてるっつーに、何しとんじゃワレ!
な感じでした。
一瞬、あちゃー! という顔になったプランナーさんを見逃す筈もなく。
司会台で「後半のこれ削りましょう」的なアイコンタクトをしました。


教訓:進行表にないことは出来るだけやめましょう。






同じテーブルの向かい側には、新郎の大学時代の同級生が二名座っていました。
「新郎さんって昔からあんな感じで絶妙に人を笑わせたりするタイプだったんですか?」
と聞かれ、顔を見合わせるダメ3人。



乾杯スピーチの友人O「ま、そうだねぇ」
友人スピーチのS「確かに変わってないなぁ」
わたし「そそ。昔から老成してたよ?」
お向かいの2名「……そうですか……」
どうやら答えになってないっぽかったです。


お向かいさん1「皆さんは昔から仲良かったんですか?」
S「昔はいつも一緒だったよ」
わたし「いつも集まって新郎んちでメトロイドばっかやってた」
O「あー確かにやってたねメトロイド! メトロイドばっかやってたわ!」
S「懐かしいなーでもホントそうだよな。あとはアホなことしかしてないし」
O「そうそう。ロクなことしなかったね」
わたし「ロクでもないことしかしなかったよね」
お向かいさん2「……そうなんですか……」


O「俺が今でもよく覚えてるのはさ、新郎んちの前に水のない側溝あったじゃん。あそこに沸いてる謎の虫の幼虫たちを虐殺したことかなーって言ってもこんなことスピーチで言えねえじゃん。だからさっき言ったネタ探すの大変だったよ」
S「確かに結婚式で『虐殺』とかまずいわな」
わたし「オマエさっきの捏造しただろ。でもそういうことしかしてなかったしねー」
O「そんでさ、後で調べたらそれって害虫じゃなかったの。害虫ですらない虫を虐殺とかさー」
わたし「だけど他にも行き倒れごっことかしかやってないしねえ。心温まるネタって、長く一緒にいた割に無いよな」
O「うん、全然無い。あとはしいたけヨーグルト作って食べたりとかね」
S「そういう俺らにスピーチしろっつってもなあ」
お向かいの二人は黙ってしまいましたが、何故なのか今だ見当もつきません。




長々と続く歓談タイム(新郎新婦が各テーブルにお酌で回りきるまで)の中、このようなことを話しておりましたとさ。
あとの主な話題はTVK(テレビ神奈川)について。
何故そうなったのか、今となっては知る由もない。


S「つーかさあ、さっきOは25年の付き合いって言ってたけど、夜月が30年の付き合いなんだろ? ってことは俺達28年じゃねえの?」
O「あ゛」
わたし「もうめんどくせーから0とか5で区切ればいいじゃん
O「そだね。じゃあ大体で
S「じゃあ俺もスピーチする時は大体で言うわ


小学校の時から何が変わらないって、そのいい加減さ。適当さ。
このどうでもいい加減がラクすぎます。流石は旧友共。


さてさて後半はちゃんと声が出るようになったので、司会業もそつなく進みました。
忌み語は言わないように気を付けましたよ! 新郎新婦らはむしろバンバン言ってましたけどね。





クライマックスで新婦からお父さんへのお手紙。
…について、介添えさんから聞かれたことがありました。
「これ、お父さんに渡すんでしょうか?」
どれどれと中身を開いたら、外側の封筒は白地に花柄のそれっぽいアレなのに、中身の便箋が茶色でした。
あと、どう見ても下書き臭い内容。だって誤字とかグシャグシャっと塗り潰してあるし。それもいっぱい。

通常であれば、花嫁がウッカリして下書きを持って来ちゃった☆
という風に考えるものでしょうが、残念ながら嫁さんは総合的にウッカリ。
「これは清書だと思います。ていうか下書きとか清書とか、彼女には無いと思います」
と断言したのは正しかったようでした。
だってそのまま読んでお父っつぁまに渡してたもん。
それを後ろから見てた新郎も仰天したと後で言ってました。


新郎「俺もまさかの茶色!? って思った。しかもアレ、当日の朝清書するって言って書いてたからどうやら清書っぽい
ん何ィ!?
こちらの予想の数段上を行く嫁。勝手な思い込みは禁物でした。






そんなんで無事に(か?)披露宴も終わりまして、列席者達は三々五々帰宅します。
…が、わたしにはまだやることがある。
ジーンズに着替えて、新郎新婦の控え室へレッツゴー。





何かって?






食べ損ねた料理を喰らうことじゃ!








新郎新婦の強い希望で、わたしの分のお料理もありました。
んが。司会者の身でそのような(=料理を食う)時間はほぼ無い。
なので、見栄え的な問題で最初に運ばれて来ていた前菜&スープを除いた料理を、披露宴終了後に食べさせてくれるというプランナーさんの心憎い手はずだったのでした。
勿論、前菜&スープは会場で運ばれてきた瞬間に頂きました。




新郎新婦の控え室で、ディナーターイム。





魚料理は海老と白身魚ポワレ





肉料理は、フォワグラと子羊のロースト。
これにパンが付いてます。





シメはデザート。
フロマージュブランに、フルーツソースを掛けたもの。
これがとっても美味しかったです。






ところでウェディングケーキはこんなんでした。




最後にデザートと一緒に出て来たので頂きましたが、やはり前日制作かな?
中身がすごく重かったです。スポンジもクリームもずっしり。
美味しかったですが、保存してます! って感じで。





なんか色々ありましたがとりあえず無事に役目を果たせて良かったです。
終わった後に、音響さん達が褒めて下さいました。
「きっと今後もお声が掛かりますよ!」って言ってくれたのは嬉しかったです。




他にもチマチマ色々あったものの、とりあえずおしまい。
初めての司会は面白かったですよ。ええ。そりゃもう。