20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

謎のコピーバンド

仕事を辞める直前の内輪飲みにて(あ、無事にじゃないけど命からがら辞めて来ました)。
面子はわたしと電王劇場版DVDを誕生日にくれた例の二人。









同僚A「ねえ夜月ちゃん、ギター弾ける?」
わたし「ギタぁ? 昔ちょっとやってたけど…今はエレアコしか持ってないしずっと弾いてない(=恐らくもう弾けない)」
同僚B「あ、やってたんですか! じゃあ決まりだ!」
同僚A「Hさんにギター決まったって言わなきゃ!」
わたし「???????」


勝手に盛り上がる二人。
Hさんというのは数ヶ月前に会社を辞められた年上の女性です。




同僚A「Hさんがドラムで、Bがベースで、夜月ちゃんギターで、俺ボーカルだから」
わたし「待て。何の話よ」
同僚B「QUEENです」



QUEEN





て?






同僚A「こないだHさんと飲んだ時にさ、彼女ドラム習ってるらしくて、バンドやりたいって凄かったんだよ」
わたし「待て待て。なんでQUEEN
同僚B「Hさんが好きらしいです。あとバンド名もバークレーズで決まってます」
わたし「待て待て待て待ておかしいて。メンバー決まってなくて稼働してなくてなんで色々決まってんの」
同僚A「チャールズ・バークレーが好きらしいから」
わたし「へーそーなんだ…そこじゃねえ。色々おかしいやろ! Hさんなんでそんな熱いの!」




わたしの声が虚しく木霊する夜の新宿西口方面。
QUEEN。多分無理。ていうか無理です。ゴメンナサイ。
嫌いじゃないんだけど。


同僚B「まだ何もやってないし俺ベース全く弾けないけど、とりあえずスタジオ借りましょう」
わたし「全員でエアーバンドとか?」
同僚A「形は大事だからね。何事もまず形から。俺、あの白い全身タイツみたいの着てく!」
わたし「あとヒゲ?」
同僚A「そうそう。どーするよワールドツアーとかしちゃったら!」
同僚B「今の仕事辞める口実になりますねー!」
わたし「…………」





謎の中年バンド、幻のデビューで終わる予感。