20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

20世紀FOX様々様々様々

のDVDを実は結構前から観ています。





が、かの有名な『24』は一部しか観ておらず、チラ観の段階でジャック・バウアーのお笑いっぷりに継続を断念。
マイケル・スコフィールドの美形っぷりが光る『プリズン・ブレイク』は、最初と最後だけ観てラストの尻切れ蜻蛉に愕然としたり。




こないだ映画化された『ジャンパー』を観ました。
主演はスターウォーズアナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセン君。
内容はですね、一応原作の小説があるようなんですが、そっち読んでないので観た雰囲気で。


マイルドないじめられっ子で父子家庭の主人公は、高校生の時に突如ジャンプ能力(テレポーテーションみたいなアレ)に目覚める。
アル中のパピィを置いて家を脱出した彼は、モーテルと銀行の金庫室を往復してお金をたんまりドロボーする。
そのまま大人になった彼は、定職にも就かず、ニューヨークでハイソな暮らしをしていた。
そこへやって来たのが、ジャンパー狩りに精を出すサミュエル・L・ジャクソン(実名でスマン)ほか数名。
何百年だか何千年だかの間、ジャンパー達を狩り続けて来た、ちょっとした狂信者だ。
ところでジャンパーとは世界中に沢山いて、劣性遺伝子となって発現する遺伝子疾患らしい。
が、大概のジャンパーは私利私欲で動く為、それを消すのがパラディンと名乗るおっちゃん達って訳だ。
遂に一人の同業者(ジャンパー)と出会った主人公、期間限定で共闘してみるも、途中で送電線の鉄塔に閉じ込めたまま彼女を助けに行く。
あ、彼女って学生の時ほんのり片思いだった女の子ね。
こういう要らないトコで女を絡めるのがアメリカ映画だな。
いらんだろあの要素は…『24』もそういうの多くて苛々したし。
ママがパラディンの一員だったというのも、すごく早い段階で読めたしー。


やふーの映画レビューで『主人公しっかりしろ』と書かれていたのですが、本当にそれに尽きると思います。
馬鹿じゃねえのこいつ。もっと頭使えや! と思うシーンが多すぎる。
てか、クリステンセン君はスターウォーズでもそんなんでしたね。
彼はそういう役がハマるんでしょうか。


構想は三部作の予定らしいけど、納得の音沙汰無し具合。




ラストのスッキリ感:★☆☆☆☆
ヒロインのルックス:★★☆☆☆
アクションの爽快感:★★☆☆☆
主人公しっかりしろ:★★★★★
総評:67点


他の超能力者は出て来ないのね。









そんな中。
続き物で頭から継続して観てるのは、『BONES-骨は語る-』です。
これはやっとこシーズン3のラストまで鑑賞しまして、今月からシーズン4がリリース開始っていうことでね。
ジェファソニアン研究所という科学施設を舞台に、難解な殺人事件に挑むお話しです。
主に腐乱死体や白骨死体しか出て来ません。最初はウェッと思ったものの、もう慣れた。
基本的に一話完結なのが良いですね。
一応、シーズン通したストーリーもあるんですけど、それはそれとして。




◆何となく恒例の簡単な登場人物紹介◆
テンペランス・ブレナン:法人類学者。骨を鑑定ズバリと当たる。自らを天才と言って憚らない超弩級のKY。
シーリー・ブース:FBI捜査官、元陸軍第75レンジャー部隊のスナイパー。KYな人々に振り回される可哀相なイケメン。
ジャック・ホッジンズ:死体や証拠品に付いた微粒子解析担当。超大金持ちの跡取り。秘密結社好き。アンジェラの彼氏。勿論KY。
ザック・アディ:天才過ぎて『浮きこぼれ』て来たっぽいブレナン直下の実習生⇒正式採用。スーパーKY。
アンジェラ・モンテネグロ:ブレナンの親友。アーティスト。顔のイラスト復元等を担当。なんでも色恋沙汰に結びつけたがる。


カミール・サローヤン:元刑事でブースの元カノ。肉体組織の解析担当。二代目所長。
ダニエル・グッドマン:元所長。良い具合に研究所をシメていたが、何故か降板。ナイスオジサン。




ひと言で言うと、超KY集団が挑む猟奇殺人・死体遺棄事件簿です。
面白いですよ。







以下、超ネタバレなので隠します。
リリースされてから大分経ってるんで、もう大丈夫かとは思いますけれども。









いやいやいやいやシーズン3のラストは衝撃でした。てか、wikiで予め知ってたんですけどね。
アメリカでシナリオライター達のストライキが発生した関係上、ものすごく色々端折ってシーズン3が終わってしまい、ガッカリです。
昨日人を殺した…じゃなくて! ザック…何故人を殺したぁ!
とか思って今wiki観たら、シーズン4では実は直で殺人を犯した訳ではないそうな。
とはいえ、お手伝いをしたことには変わりないからねえ…。


シーズン3を通して、ゴルモゴン(中世に流行った秘密結社の流れを汲む異端の集団?)という食人鬼を追う訳ですが、これがまた…微妙に怖いわけよ。
ちょっとずつ解明をしていく中で、弟子を取ってる、代替わりしていくといった情報を突き止めていく面子。
最終話では、研究所内に弟子がいる! という所に気付き、互いに疑心暗鬼に。
結局それはザックだったのですよ。
何故? それは知らないけど、途中で兵役で研究所を離れる話があって、多分その辺も関係あったんじゃないかね。
感情や倫理ではなく、徹底した矛盾のない(ように見える)論理を並べて行くことで、彼は落ちた。
本来は至って正常なんだけど、司法取引で精神病院に入りましたとさ。


ストライキで色々未消化なままいつもより短いクールでシーズン終わっちゃったんだけどー。




予想。
難事件に遭遇した時、きっと『ザックの知恵を借りましょ』的な流れでまた出て来る筈。
ザックって結構人気あったと思うし、鉄板だろう。