20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

再会

先月会った、高校時代の同級生・杏子(仮名)んちに行って来ました。
午前中に迎えに来たので、車で神奈川県へ。
旦那さんと娘さん(3歳)と合流し、一緒に回転寿司を食べ、おうちへお邪魔しました。









そして待ちかまえたような顔でしゃべり出す旦那様。











旦那のお悩み相談室開催。
ああ、この人全然変わってない……駄目だわあ……(懐かしく目を細めて)。





旦那さんが「二人は似てる処があるんですよね?」と言うので同時に頷き。
何処が似てるって、『めんどくさがり』『適当』『コツコツ出来ない』『謂われのない中傷を同性から受ける』『好きか嫌いかまっぷたつ』『嘘をつけない』って辺りでしょうか。
あとは全然違う。
事前に杏子から「旦那は夜月ちゃんの言うことは神様のお告げみたいに信用してるから、適当に言ってやって」と言われていたので、旦那さんから「彼女と対するにあたってどうすれば?」と聞かれた時に



「柵のない放牧だと思って下さい」



と答えたら絶句していました。
言っておいてアレだが、我ながら的を射た表現だと思った。












車中での杏子との会話。



「なんかさー、前回会った時ってさ、ストップ安の時だったじゃん」


「お前は東証株式市場か」


「そうそう、あん時はもう死ぬんだろうなとか思う位に酷かったじゃん」


「そうだな。底値を更に割った感じだったもんな」


「でもホントにお陰であれから吐くこともなくなってさ。ちょっと昇って来た」


「有り難い友達だと思っただろー? 希少価値だぞマジで」


「ホントだよーマジマジ。でもま、死ぬ前には絶対連絡するから」


「だからそれやめろよ」<真顔


「今のわたしの唯一の夢はさー、あれだ。生前葬 あれやりたいんだよね。あれだけが夢」


「帰って来い頼むから今すぐ!」


「もうそれくらいしか自分が主役になれる場面はないからさ。最後に華々しく祭をやってから死ぬわ」


「何言ってんの馬鹿じゃないのいいから戻って来いすぐに!! 面白い面白くないかで言えば相当面白いが、現段階では全くシャレにならんから!!」







でも本気らしいよこの人。








「でもさ夜月ちゃん、わたしより先に死んじゃダメだよ。こっちもそうそう長生きしないと思うけど


「都合のいいことばっか言うな。わたしだって短命予定だ。杏子こそわたしより先に逝くな」


「え、じゃあ…………じゃあ、二人同時ってことで


「そうだね、祭りを同時開催して、ほぼ一緒にってことで






と死期の相談も纏まりました。何をやってるんだろう本当に。






キハチイタリアンのディナーをご馳走してもらった上に、フォリフォリのネックレスをプレゼントで買ってくれました。
来年、初詣(旧暦の正月)を一緒にする約束をして別れました。
それまで死ぬな。と固く握手をしました。<お互い本気








学生時代の友達は稀少です。