ゴッドマン
男兄弟に挟まれた故か、若かりし頃は特撮・アニメで育った自負のあるわたしです。
男兄弟に挟まれて育った故。＜言い訳
サンバルカンは未だに歌えますよ。
バルイーグルは途中で代替わりしましたね。
前作デンジマンにてヘドリアン女王陛下が大好評だったので、故・曽我町子女帝が続投でしたね。
最近の特撮はどうなんですか特撮は！
ご存知の通りTVを1秒も観ないことでお馴染み、夜月です。
しかし風の噂で『仮面ライダーシリーズは若奥様方にターゲッティングを変更』というのは知っています。
何処を目指しているのか特撮界。
そんなんで特撮ですよ。
弟が「ゴッドマン知ってるか」と訊いて来ました。
勿論知りません。何それ。
おっかしいなあ、一応ミラーマンからウルトラQ辺りまで(範囲狭)は知ってますよ旧くても。
どうやら我々(ごく一部の世代)が子供の頃に放映していた残念な特撮番組らしいです。
wiki様を開いてみる。
『行け!ゴッドマン』（いけ ゴッドマン）は、東宝が制作し、1972年10月5日から1973年9月28日まで、日本テレビ系の子供番組『おはよう!こどもショー』内で放送された特撮コーナードラマ。東宝企画製作。
よしまだ生まれてない。
基本的な流れは、「怪獣が子供たちに襲いかかる」→「子供たち（たまに子供が一人）が助けを呼ぶ（しかし明らかに別人の声である）」→「ゴッドマンが飛んでくる」→「一週間分の各回にわたり、怪獣と無言で殴り合い、倒していく」というものである。
ま、如何にチープな展開であるとは言ってもね。
所詮特撮ですよ。ワンパでなんぼの世界じゃないですか。下手したらロボットアニメだってそうですよね。
だがこのゴッドマンは特撮ヒーロー史上稀に見る悪人だ、との情報をキャッチ。
例：ヒーローなのにモーニングスターを振り回す
モーニングスターか劣悪だなあマジで。
鉄鎖に鉄球がついてて、更に鉄球には鋼鉄のトゲトゲがある奴ですよ。
頭部を一撃で破壊する武具デスヨ〜〜〜〜〜死んじゃうよ〜〜〜〜〜〜！
そしてゴッドマンの特筆すべき点は、『無言』にあると見た。
本日は無言ぶりを堪能頂きたく、『行け！ ゴッドマン』(主題歌は誰が聴いても水木一郎兄貴)、放送第4回『ゴッドマン対ヤスゴン』をお送りします。
ヤスゴンて。
小学校辺りで心ない徒名を付けられたばかりに、大人になっても一生それで呼ばれ続けるみたいな哀愁が。
携帯で閲覧してるみんなはゴメンネ！
ついでにニコニコのアカウントがない人もゴメンネ！ アドレス一発で取れるヨ！
もれなくばっさり斬り捨てます！＜潔く
うわー無言だホントだよ。
なんで序盤のお子様達も無言。トーキー映画リバイバルとか。
ヤスゴンはゴジラの息子・ミニラと獏のハーフみたいな愛しい奴でした。
特に悪いこともしてないしむしろ可愛い。
序盤のお子様とのやりとりは、日本ギャグ史上屈指のアレ、『志村！ 後ろ後ろ！』がフィーチャーされています。
動画が見られなかったあなたに、ダイジェスト説明をお届け！
女児２人が裏山をお散歩(無言)
⇒そこにお面を付けた男児が現れ、２人を脅かす(無言)
⇒女児達は怖がって撤退(無言)
⇒作戦成功につき大喜びの男児(無言)の肩を叩く異形の手(無言)
⇒『志村！ 後ろ後ろ！』(無言)
⇒ヤスゴン登場(無言)
⇒男児と無邪気に戯れるヤスゴン(無言)
⇒「ゴッドマーン！」の呼び声(複数児童)
⇒ゴッドマン登場⇒ヤスゴンを一方的に虐待(無言)
⇒ヤスゴン反撃、寝っ屁(無言)
⇒反撃されてピンチ(無言)
⇒ゴッドリセット(後述)
⇒新怪獣ツノケラー登場(奇声)
⇒ヤスゴン、仲良くなった少年を庇って戦闘開始(無言)
⇒ヤスゴンVSツノケラー(アップで観ると地井武男似)
＝のび太VSジャイアン(比喩)
⇒ヤスゴンいい子
⇒ヤスゴン危ない！(無言)
⇒「ゴッドマーン！」(誰が呼んだんだよホントに)
⇒ツノケラーVSゴッドマン(無言)
⇒11分14秒頃：ゴッドマン着用のゴッドパンツ汚れ中
⇒11分30秒頃：ゴッドマン背中のチャックが危機(ヤスゴン行方不明)
⇒ゴッドマン背中ぱっくり(ヘロヘロ)
⇒誰も解読出来ない技炸裂
⇒諸々
⇒勝利
⇒喜ぶヤスゴン(負傷した腕をつってる)&少年
⇒「パパ、ヤスゴン飼っていい？」「ダメダメ」
⇒終
意味わからんな。
皆さんアカウント取って観てみるといいです。
☆楽しい解説コーナー
説明しよう！
『ゴッドリセット』とは、一回の放送内でゴッドマンがピンチに陥って次回に引いた場合、次回の頭には何事もなかったかのように戦闘再開という時空を揺るがす必殺技だ！
よい子のみんな、後楽園ゆうえんちで僕と握手！
