20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

ボーダー

こないだの土曜日…ええと12日だっけ? いつだ? とにかくその辺り。
は、ご近所さん同級生・A君の誕生日祝いで食事に行きました。




仕事上、土日は絶対休みじゃないんですけども、友達の為に職場を蹴る位屁でもねえ。
嘘です。土下座して休みにして貰いました。










A君は現在仕事の都合でN馬区に一人暮らしなのですが、元々姉同士も同級生ということで、昔から身近なお友達。











────な、わけもなく。












小学校〜中学校は同じガッコでしたが、如何せん人種が違った。
彼は所謂ヤン(ヤングではない)な集団からも大変信頼され、そうでない集団からも大変信頼され、バスケ部のエースでガタイはいい、モトクロスやってるでカッコイイ、といったタイプの人だったわけです。
お互い顔と名前は知ってるけどそれ以上でもそれ以下でもない間柄でした。






は? わたしですか。







小学校:悪の秘密結社幹部(自分以外全員男だった為、女生徒から総スカン)
中学校:三年寝太郎(周りの色気づき具合について行けず、授業を三年間眠り倒した)










さて、そんな我々がマトモに会話するようになったのは、高校に進学してからです。
彼の家はわたしが駅に向かう途中にあり、よくバイクを磨いたりしてる処に遭遇したのです。
「おーAくん!」
「おお夜月ちゃん!」
みたいな感じで、会話したことないけどお互い下の名前で呼び合う辺りからスタート。


それでも高校時代はそれ程面識もなく。
彼のお姉ちゃんは書道教室で10年くらい一緒だったので、おねーちゃんの方が仲良かったです。


弟と仲良くなったんは、うちの兄貴が結婚した辺りからかなあ。
二次会まで出席してヨレヨレしながら帰宅した。
するとたまたま彼が家から出てきた処だった。
会話スタート。




2時間くらい外で話してたら、あちらのお父さんが業を煮やして家に入れと怒られちゃったテヘ。
で、その時たまたまあっちのおねーちゃんも里帰りしてたんで、3人で何時間も話してました。
気付けば明け方近くだよオイ。
会話の内容はですね、主にうちの姉が色々やらかしたことについてわたしが土下座したっていう数時間ですが。


その辺りから彼と道端でバッタリ、っていうのを繰り返し。
会えば話す。話せば会う。みたいな。
ンな感じで、ある日わたしが「小学校の同窓会やってよ」と依頼した処、実現。
3ヶ月に一回くらいは進捗報告会みたいなことをやるようになったりして。
主に仕事上の話で、ビジネスセミナーに出たりとか研修に出たりとかいい本あるよとかそういう情報交換。




彼は事業の後継ぎでチョー忙しいので、話を聞いてると色々勉強になる。
しかもいい男だ。←ここ重要。
こないだ一緒にパスタ食べに行ったら、お店のおやっさんが「いーい男だねえ…」とタメつつ唸っていた。
全くだよ本当だよ。<涙ながらに頷き




で、今に至ります。







食事しつつ色々話してたんですけど、彼はわたしの携帯を見て一言。





「夜月ちゃんやっぱ携帯変えてなかったね。俺安心したわー」





はあ?
因みに彼の携帯もわたしの携帯もドコモのムーバ、Premini-IIでしてよ。
どゆこと? と問い質すと。




「いや俺、色んなヤツにまだそれ使ってんのーとかFOMAじゃないのーって言われるんだけど」


「だってFOMA電波悪いじゃん」


「そうそ。でも周りからしたら前世紀の遺物らしいのよ」


「だってまだコレに変えて2年とかよ?」


「でもコレ優秀じゃん? かなり使えるいい子じゃない」


「んだんだ」


「だから夜月ちゃんが変えない限りはまだ安心だと思う」


「で、それは一体」


「携帯ボーダーは夜月ちゃんだから」


「なんですとー!」













昔、高校の同級生には『結婚ボーダー』と言われたことがあります。<真顔








ボーダー最下層……ッ!