Sオケコンサート12時間
ただいま
かえり
ま
した!!<死亡
うわわ日付変わっちゃったよオイオイ。
昨日(一昨日になったが)は、色々作業してたら明け方になっちゃって、それから数時間でも寝ようと思ったら思ってただけで朝になっちゃって、所謂『遠足病(*1)』が全く根治の気配を見せないので愕然としながら撮影現場へ足を運びました。眠い。
でもって撮影したドラマはコレ。
わたくし原作は読んでて大ファンなのですが、周知の事実としてテレビを観ない性癖が。
ニュースならまだしも、ドラマとなるとほぼ100%以上の確率で観ません。興味が湧かないっつーか…。
大体、原作がチョー面白い漫画をドラマ化すると残念な結果になるのが世の常人の常ナベツネ。
いやまあ単純にテレビ観る気が起きないだけですともええ。
でねでね、八王子くんだりまで出かけて来たですよ。
昨年の仕事で単発出張した時以来ですよ八王子。
つまりコンサートホールで観客のエキストラでした。友人が誘ってくれたの。
3人で行ったのですが、ホールのキャパは約800人とかナントカ……。
所謂プロダクション所属のエキストラさんも沢山いて、フジテレビクラブから応募した人も沢山いて、しかし誰がどれやらわかんないっていう。
つーか俳優女優沢山居たけど誰がどれやらわかんないっていう。
なので今、まさに今! 勉強した。サイトの人物相関図で。
漫画版の人物はよくわかってるけどさぁ、実写になるとてんでイメージ違ったり、数少ない顔を知ってる女優さんだと思って観てたが実は全く違う人物だったことがさっき判明したり、長時間舞台上で楽器持ってた人が芸能人だとは全然気づけなかったり、そういうわけで芸能界音痴は相変わらずです。
好きな人は好きだけどそれ以外は一切興味ないからなー。
今後もきっと覚えられないと思いマッスル。
竹中直人さんはやはりベテランの風格で、あんな長い時間だったのに周りをさりげなく盛り上げようとしていて、流石の大人っぷりでした。
でもシュトレーゼマン…ミルヒーではない気が……言っちゃダメだけど解ってるけど!
9時半に現地集合、すぐ撮影開始。
主人公、のだめ役の子がチラチラ舞台袖から見える……。
え? 『スウィングガールズ』の主役の子(*2)なの?
あらーそうなんだー…ほっっっっっっっそ!!!! ウギャー細いー!!
のだめはあんなに細くない! と、思う。ちょっと華奢すぎるかも……でも田舎っぽさを出せるのは適役かなあ。
あと主役の千秋さまやってる、丸井でビサルノブラック着てる男の子。
の、指揮が。カクカクしてて面白かったでし。走りがちで、テンポ合ってない。ははは……。
演技指導の為、本職のマエストロ先生がついてて一緒に手を振るんだけど、役者より先生の動きに目が釘付けですよ。
高校の時の英語の先生に瓜二つ(*3)。面白いんだよ先生の動き。
ユニークなんだけどとても解りやすい振りで、わたしも何度か観る間に大体覚えちゃったもん。
でも今回、目からウロコだったのは、この先生の指揮のお陰で指揮者の動きがどういう意味を持ってるか、ハッキリ理解出来たことです。そう思うと凄い先生だ。
あと、ティンパニの真澄ちゃん役の男の子(*4)が、これまた面白いぐらいに上手くない。
横に学生(中or高生?)のメガネ君が指導でついてるんだけど、その指導され具合もおもろかった。
隣に座ってた友達と2人でアテレコごっこやってた。
先生「だーかーらー! そうじゃなくて、ここでこっちだって言ってるでしょ!」
真澄「あーもー俺無理ッスよーどうせプロじゃないしー!」
先生「僕だって嫌だよ早く帰りたいよ!」
……とか。
12時間も同じ会場で同じ動きや台詞を何度も何度も見てると、ストックホルムシンドロームよろしく妙な連帯感が(一方的に)生まれることが解りました。
役者はすぐ控え室に引っ込んじゃうからそうでもないけど。
スタッフはずーーーーーーーーーーーーっと同じ面子で似たようなこと何度も言うので、古くからの知り合いみたいな既視感がね。
あっちはあっちで「誰だオマエ」と思ってるんでしょうけど。
昼・夜とロケ弁が出て、22時半頃解散。
夜弁当喰ってからラストまでの2時間、わたしや友人は半死半生でした。
わたしは徹夜だし、友人も殆ど寝てない。
そして長丁場。動きは殆どなく、椅子に座ってるだけ。
そりゃ爆睡したくもなるわ。
すごい辛かったー目ぇ開けてるのが至難の業でした。
さて撮影したのはSオケコンサートの話です。
わたしは結構前の方に座ってたりとか後ろの方だったりとか真ん中だったりとか(要するにあちこち移動)したので、もしかしたら映ってるかも知れません(*5)。
しっかし1時間程度のコンサートをドラマにすると、撮影に丸々一日以上かかるのかぁ……大変だ。