20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

まんが日本昔話

弟に晩ご飯を作って食べさせていた時、彼が今日観た『まんが 日本昔ばなし』の解説をしてくれました。







今日のお話は『鉢かつぎ姫』。
弟曰く、「すんごい暗い話でさぁ」とのことでした。
特に頼んでもいないのですが、兄弟のコミュニケーションを図るのに必死な弟がストーリー解説。





むかしむかしある所に、女の子が生まれました。
その子を生んだお母さんに、観音様のお告げが下りました。
女の子には鉢を被せて育てなさい、と言われたので、頭に鉢を被せたまま育てました。




「ちょっと待て、鉢だと?」




「そうそう、こんな…『東京プリン』*1)みたいになって育てられたの」




この表現がど真ん中にハマり、涙を流して爆笑。
これ以降の話が全部ギャグにしか聞こえなくなりました。




生みの母は間もなく亡くなり、後妻に来た継母が娘を追い出してしまいます。
あちこちでいじめられ続けた姫は、もう死のうと思って入水自殺を図るのですが…




「鉢が浮き輪代わりになってプカプカ浮いちゃって死ねないんだよ」




モウヤメテクレー!! 笑いすぎて腹筋が割れる!!
弟は至極真面目に話の解説をしてくれているわけですが、いちいちツボる。
コントじゃねーのさ。




その後彼女は、あるお貴族様に拾われて下働きをするようになりました。
そしてある日、そのお貴族様に縁談が来ます。
が、彼は鉢かつぎ姫が好きなのでと縁談を断りました。
それを知った貴族の親が怒り、姫を斬り捨てようとしたその時!




鉢が黄金に光って観音様が現れ、さらには鉢が割れたのです。




中からは絶世の美女が現れ、ふたりは目出度く結ばれたのでした。
めでたしめでたし。







「鉢被ったまま生活してたわけ?」


「そうそう」


「どうやってメシ喰ってたんだ」


「こーやって、鉢の隙間から」


「そんな隙間あったら外れそうじゃん」


「それがどうやっても外れなかったんだよ」






昔話やお伽噺は謎がいっぱい!
顔も洗わず髪も切らず、どんなリアル貞子が出てくるかと思いきや、美女だなんて。


それはいいとして、「東京プリンみたいな」がツボったまま、未だ笑いが止まりません。苦しい。











*1:プリンを被ったスーツ二人組。参照⇒公式サイト