20歳過ぎたらあっちゅーま。-はてなブログ出張所-

流れ流れて漂着。何故かまだ生きてます。

三拍子

静岡在住の叔母・京子ちゃんが一月に二回の割合で東京へ里帰りします。
夫婦仲が険悪でとかじゃないんですが(いやそれもあるんですが)、孫の面倒見たりするんでよく脱出してくるのです。




彼女は亡き母の妹にあたるわけで、血の繋がった叔母です。
故に、そこそこ仲良くしてはいる。






んですが。
彼女が最も頼りにしていた長女・U子がNYへ旅立ち、そして二度と帰国しない予感(*1)な現在。










「結婚しろ攻撃」の矛先が全てわたしに向かって強制発動です。





年齢的にも最近は色んな人から言われますけども。










身内は言うな。











しかも何故あの年代以上の人達っていうのは、前回言ったことがまるで無かったかのような鳥具合で全く同じことを言ってくるのか。
解せん。全く以て解せん。





結婚とか云々とか聞かれても全然気にしない方ではあるのですが、ちょっとしつこいのよ京子ちゃん。
渡米する前にU子と3人でお茶した時も、結構な勢いで『お見合い! お見合い!』とか言ってたんで、キレたU子が










「そんなにお見合いがいいならあんたがしろ」












と反撃していました。
バカウケしたのですが、それでも懲りない彼女。








先日、とうとう詳細な旦那像まで指定して来た次第。
その条件とは。

























「デブ、チビ、ハゲの人がいいわよ!」














何その三拍子。
ぽかーんとしているわたしに向かって、その理由を述べる叔母京子。








「お金貯め込んでて優しいって言うからさ!」








おめーは三拍子の男と付き合ったことがあんのかよ。








一体誰から吹き込まれた。
『お雛様を仕舞い遅れると嫁に行き遅れる』のと同じくらい眉唾です。


因みに京子の旦那はガリガリのハゲてない小男です。
外見で人は判断出来ない、と言う方のご意見は尤もだと思います。
しかしわたしは面食いだ悪いかコラそこをどけ。







世の中には色んな美的基準、判断がああるわけですが。
少なくともその三拍子には特にフラグが立ちません。








デブ専ハゲ専等色々なお好みがあるので、そういった専門の方々のニーズにお応えして頂きたい。
あとその三拍子ですが、どうしてか聖地・AKBしか連想出来ません。





その連想から行くと、色々無理。
結婚てことは子供作るわけでしょ。
素敵だと感じられない外見に対して接触を持つことが不可能です。
性格は別って言われても! 別だけどイヤ!


背丈に関しては別に気にしませんが。
相手が気にしそうな。わたしデカ目なんで。
頭髪に関して言えば、今のショーン・コネリーはカッコイイと思う。
だからハゲがイヤとかではないようだ。でもブルース・ウィリスは好きじゃない。


しかし体型はどうしても譲れません。その人の生活体系・性質が浮き彫りになるのが体型なので。
わたしは締まった人が好き!







とにかく何らかの人間と結婚させたいらしい叔母。




叔母「家事やってくれる人がいいわよ、夜月ちゃん家事嫌いじゃん」




夜月「余計なお世話だ。それに主夫は好かん」




叔母「働いてても家事してくれる人よ。楽じゃない」




夜月「あーもうホントにうるさいねぇあなた(穏やかな笑顔)。

一人で結婚出来る人間がいたら見せて欲しいね!

うちの一族の夫婦を見てると結婚願望が根こそぎ無くなるんだよ!!!!」











この話を先日お友達にしたところ、一言「失礼だねぇ…本当に失礼だ」と呆れていました。
そうか、失礼なのか。なるほど納得。




それにしても世間の叔母(伯母)というものは、自分が全然幸せじゃないのに何故揃いも揃って結婚を強要してくる人種なのだろうか。

*1:マジ。学生ビザで入国したが色々展開して間違いなく戻って来ないとわたしは信じているというか確信しているというかもはや知っている域。